Kateの日記

田舎の高校→都内私大→アメリカ4年制大学→オランダの大学へと色んな国で勉強をする話

オランダ留学① 迷走の後、決意

こんにちは!

 

実はアメリカのビザ取得についてのブログを書こうかと思っていたのですが、

手元にある書類以外、情報は新鮮ではないなーと思い始め、

そうこうしているうちに足?手?が遠のいてしまっていました笑 

 

さて、今回はオランダ/ヨーロッパの大学を検討し始めてからのことをご紹介できればと思います!

 

 

オランダ留学を考え始めたのは?

厳密に言うと、オランダ留学と言うよりも

「ヨーロッパに留学しようかな」と考え始めたのは、2018年1月のことです。

 

毎年両親とお正月に旅行に行くのですが、

昨年10年ぶりにヨーロッパに旅行に行こうか!ということになりました。

 

そこで感じた空気だったり、人の生き様をみて

「あーアメリカ大陸に住んだし、ヨーロッパに住むのもいいかも」

と思い始めるようになりました。

 

 

つまり、ヨーロッパの大学に進学するということです。

 

 

ちなみにこの時の私のアメリカの大学でのステータスは

Medical Leaveを継続している状態でした。

 

Medical Leaveとは、心身の病気のために大学を休学するシステムです。

 

 

ヨーロッパ留学の問題点

 

ヨーロッパの大学に留学する、となると、

英語で授業している大学が意外に少ない(まあ当たり前といえば当たり前)ことが問題でした。

 

だからといってこれから新しい言語を勉強する気も、その新しい言語で高等教育機関において勉強する気もさらさらありません。

 

アメリカやイギリス、オーストラリアの大学であればそんなことを

心配することもないでしょうが、

選べる大学の選択肢が少し狭まってしまう、という点では少し寂しい点です。

 

 

現実的になる

 

そもそも転学については結構前から考えていたので、

アメリカの大学だけでなくヨーロッパの大学も視野に入れるということになりました。

 

実際に転学に向けて動き始めたのは昨年8月終わり頃。

 

具体的にヨーロッパの大学を見始めていました。

英語で授業をしてくれる大学を見つけるのは中々簡単じゃなかったように思います。

 

ランキングなどから大学のホームページを見に行って、

良さそうだな!って思っても意外に英語で授業してなかったり...

 

その中でもオランダはイギリスを除いて他の諸外国の中では

英語で授業をしている学校が圧倒的に多いオランダを改めてメインに見ていました。

 

 

改めて、専攻を考える

 

大学を見ていくにあたり、改めて専攻のことを考えることになりました。

 

アメリカではリベラルアーツ教育だったので、色んな授業を取っていました。

特にその中では化学と美術をメインに学んでいて、それを専攻にと考えていました。

 

大学2年生の終わりまでに専攻を決めなきゃいけないのですが、

ちょうど直前に帰国しちゃったので、正式には専攻決まってない状態でした。

 

正式には決まってはいませんでしたが(書類を提出していなかっただけ)、

ほぼほぼそれで決めていたのであとは教授のサインのみなので、

対外向けにわかりやすいように「化学・美術の二重専攻」と言っていましたし、今も言っています。

 

でもやっていく内に、化学のセンスとパッションが大してないなということもわかっていました笑

 

そして、個人的に化学を続けて行く上でPh.Dは絶対条件のように考えているので、そこまで自分は続かないかもしれないといつも不安を持っていました。

 

 

そして、美術は完全に楽しみでやっていたので、それを新しい大学でメインの専攻にする予定は全くありません。

描いたり作ったりはとっても楽しいんですけどね笑

 

ということで、改めて自分の興味関心は何かと考えていきました。

 

 

サイエンス x  アート

そこで出てきた選択肢が心理学と建築学でした。

 

心理学 

いろんな団体でいろんな人と出会い、人間の言動に改めて興味を持つようになりました。

 

元々人の気持ちはよくわかる方だと思っていたけど笑、

バックグランドが全く異なる人たちと同じ方向を向いて活動していくというのは

すごい難しいことだな〜とヒシヒシと感じています。

 

そして、その度に色々なことを自問するようになっていて、

 

「人間の幼少期の経験や家族構成というのは言動に大きな影響を与えるか」

「その影響はどのように人に与えられるのか」

「そもそも人の性格とはどのように形成されるのか」

「遺伝と環境のどちらの要因が人の言動や性格形成により大きな影響を及ぼすのか」

などなど

 

こんなことを学問として学ぶことができたら面白いだろうな〜と思いました。

 

 

また、自分自身の鬱の経験もあり、clinical psychologyにも興味を持っています。

 

これに関しては幼少期から医療にずっと興味を持ち続けている背景もあると思います。

幼少期から高校生の途中にそれになるのをやめようと思うまで、ずっと医師になろうと考えていました。

 

ちなみにちなみに、成り行きも合間ってアメリカの大学でも、将来医療系の大学院に進学を考えている人たち向けのPre-Health (Pre-Med) trackというプログラムに属していました。 

 

余談ですが、アメリカンドラマのCriminal Mindsが大好きなので、

心理学を学べばあんな感じでプロファイルできるようになるのかな?

みたいな憧れもありました笑

 

 

建築学

昔から建物の構造とかがものすごく好きで、

家とかの建物を見ることがとっても好きなのです。

 

有名どころの建築家のレクチャーを聞きに行ったり、本も持ってたりします。

 

実家はコンクリート打ちっ放しで変わった形の家なので、そこも影響してるのかな?

 

そして、アメリカでメインで学んでいた科学x美術(science x art)が

上手くミックスされてるのが建築学かな〜と思い、専攻として考え始めました。

 

加えて、ヨーロッパの建物は本当に素敵だから、ヨーロッパの大学で建築学ぶなんて最高じゃん!って思ってました笑

 

 

お悩み期

めっちゃ悩みました笑

多分2018年9月の1ヵ月間くらい!笑

 

実際にそれぞれの専攻を勉強してる友達やその友達の友達とかとお話を聞きまくりました。

 

「なんでその専攻にしたのか」

「実際に授業ではどんなクラスを取っているのか」

「どんなキャリアパスを考えているか」

「大学の良いところ、悪いところ」

などなど

 

最終的には、スペインのIE Universityという大学で建築を学んでいる子と電話した時に心が決まったと思います。

 

その時に

「あ、私はそこまでarchitectureに対しての情熱はないな。私の建築への好きは趣味レベルの好きだな。」

と実感することができました。

 

 

そこで改めて心理学について考え始め、やっぱり心理学を学びたい!

という結論に辿り着きました。

 

 

[ 余談 1 ] リベラルアーツ

悩んでいる時にもうめんどくさいわ!ってなってしまい、

一瞬オランダの大学にいくつかあるリベラルアーツに行こうかなとも思ったのですが、

リベラルアーツならやっぱりアメリカだよな〜と思い、結局そちらはやめました。

 

ちなみにオランダには約10校ほどのリベラルアーツをもつ大学があり、

どれも"University College of XX"のような名前です。

 

下のリンクから確認することができます。

 

www.studyinholland.co.uk

 

高校卒業してすぐならやはりリベラルアーツがいいな〜と個人的には思います!

 

アメリカより格安である程度レベルのある教育を受けられるので、コスパはいいのかな?

実際にオランダの大学でリベラルアーツを学んだことはないので推測ですが。

 

 

[ 余談 2 ] アメリ

こちらもまた途中でめんどくさくなり、

もうアメリカのリベラルアーツカレッジ編入しようかなとも思いました笑

 

後に受験する大学を決めるブログを書く際にも書くと思いますが、

大学を選ぶ時に今回は住環境・大学の位置する街を自分の中で

すごくすごくすごく大切にしていて、

もうアメリカの田舎ではぶっちゃけ住めないなと思っています笑

 

で、アメリカの大学に行くのであれば、Boston一択です!

あの街は本当に素敵だし、アジア料理のお店もスーパーもあるし、大好きなBoston Balletもあるし.....ということで、ボストン以外の街は考えたくありませんでした笑

 

 

なのでボストンの大学も見ていたのですが、

そうなると結局専攻決めてまってもいいかなと。

 

専攻決めて受験するとなると、別にまあヨーロッパに行ってもいいかと。

 

まあそんな感じでアメリカもやめました!

 

 

大学リスト

 

具体的には以下の学校を見ていました。

 

オランダ

- Erasmus University Rotterdam

- University of Amsterdam

- Leiden University

- University of Groningen

 

スペイン

- IE University

 

 

はたと気づく

ちなみに、これは9月末なのですが、

上で挙げた大学のホームページなどを見ていた時のこと。

 

「大学のOpen Day、近くないか?」

 

Open Dayとはいわゆるオープンキャンパスのことです。

 

 

日本、アメリカの大学を受験した時の大きな反省点は

実際のキャンパスを見ずに決めてしまったことです。

 

つまり、

「これは行くしかない!」

と思い、開催日が近い大学のOpen Dayのスケジュールをまとめて両親に相談。

 

そして、1人で飛んで行きました。

 

 

次は実際のオープンキャンパスや、それぞれの大学の雰囲気などをお伝えできればと思います!

 

 

それでは、今日も良い1日でありますように。

 

Kate