Kateの日記

田舎の高校→都内私大→アメリカ4年制大学→オランダの大学へと色んな国で勉強をする話

アメリカ留学④ 大学の選び方

こんにちは!

私は今まだ日本にいるんですが、花粉が飛びすぎている!!!

病院で頂いた薬をずっと飲んでいても、本当に死にそうです笑

 

とっても長文になってしまった前回の留学準備編(2015年3月〜6月)ですが、今回は合格をもらった大学の学費・奨学金などからどうやって私が大学を選んだのか、またその選び方が特徴的だと言われるので、その選び方等をご紹介したいと思います。

 

 

大学からのオファー 

 

それぞれの大学からの学費*とオファーを見ていきたいと思います。

*当時の値段なので、現在とは異なる可能性大です

 

・Canisius College (私立)  / Baffalo, NY 合格

 学費: $34,690

 寮費・食費: 11,633

 奨学金: なし

 =$46,323

 その他: 結果が出るのが一番遅かった

 

・Drury University (私立)  / Springfield, MO 合格 

 学費: $24,905

 寮費・食費: $7,886

 奨学金: なし

 =$32,791

 その他: 単位認定はされるがESLの受講が必要

      →卒業が遅れる可能性がある

 

・SUNY College at Geneseo (州立)  / Geneseo, NY 条件付き合格

 学費: $17,424

 寮費・食費: $11,518

 奨学金: なし

 =$28,942

 その他: TOEFLスコア81以上の達成

 

・SUNY Plattsburgh (州立)  / Plattsburgh, NY  合格 

 学費: $17,160

 寮費・食費: $11,304

 奨学金: なし

 =$28,464

 その他: ESLの受講が必要

 

・Robert Morris University (私立)  /  Moon Township, PA 合格

 学費: $30,510

 寮費・食費: $10,440

 奨学金: $2,000

 =$38,950

 

・Washington & Jefferson College (私立)  / Washington, PA 合格

 学費: $43,226

 寮費・食費: $11,214

 奨学金: $15,000 → $20,000

 =$34,440

 その他: 奨学金を最初のオファーより$5,000上げてくれた

 

 

ここから、前回と重複する点もありますが、以下の点を調べていきました。

 

大学の位置する街の評価

   都会、まあまあ街、ちょっと田舎、田舎、めっちゃ田舎

-  専攻の数

   専攻の数が多ければ後の選択肢が増えるから

-  学生数

-  留学生の割合

生徒と先生の割合

 割合が小さい方が1人の生徒にかけられる時間や労力が大きくなる

全授業における20人以下の授業の割合

   これも上と同じ意味で、こちらは割合が大きい方がいい

大学ランキング

 これはUS NEWS EDUのみからの引用

図書館の開館時間

 テスト期間等で異なる大学もあります

-  寮に住む人の割合

-  1年生から2年生へ残っている学生の割合

4年卒業率

- Sororityの割合

 大好きなキューティーブロンド / Legally Blondeの影響でgreek lifeへの憧れ

 

それらの情報を全てまとめたのが下の写真になります。 

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当時の比較表

 

どうやって選ぶ?

 

学費だけで選ぶこともできます。

でも、私は「自分が学びたいことを学べるベストな環境であるか」

を大切にしたいと思っていました。

 

優先順位をつける

各々金銭的事情などによって優先順位は異なると思います。

私はこれらの項目で"私なりの優先順位"を付けました。

 

例えば、学費>学生・先生の割合>学生数 ≒ 4年卒業率 の順番。

 

全項目に優先順位をつける必要はなく、

大切な項目だけを書き出し、その中から更に大切な順番をつける

というものです。

優先順位の高いグループの中で優先順位をつけるイメージでしょうか。

 

スコアボードを作る

上の優先順位に5点満点で点数を付けていきます。

 

上で上げた例で言えば

① 学費: 安い方が良い

② 学生・先生の割合: 割合が少ない方が良い

③ 学生数: 希望は1,500~3,000人?多すぎず少なすぎず

④ 4年卒業率: 高い方が良い

 

 

それでは私が受けた大学の最新のデータ*を元に点数を付けて、当時を少し再現してみたいと思います。 

* 2019年4月11日現在 U.S. Newsより

** 学費は私の当時の奨学金等含めた額(上で合算した額)で比較します

 

 

まず、それぞれの項目に1-5スケールで点数を付けます。(項目左側)

そして平均点を付けます。(大学名横)

ちなみに、1もしくは0が最低で、5が最高としていつも点数を付けます。

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スコアボード

実際はホワイトボードに書いて決めたのですが、どうしても見つかりませんでした笑

実際にはもっと多くの項目を書き出し、スコアボードを作りました。

 

 

比較する

スコアボードができたら、あとは比較するのみです。

 

一番優先順位の高い ①学費 で一番良いのはSUNYの2校ですが、

平均点で見るとSUNY Geneseoが全体2番目で5点満点中2.8点になります。

 

平均点だけで見ると、①学費が6校中4番目のWashington & Jefferson Collegeになりました。

 

これらを踏まえてのランキングは

W&J or SUNY Geneseo > SUNY Plattsburgh > Drury >> RMU 

の様になりました。

 

*平均点的には2番目タイになっているCanisius Collegeですが、学費面で超オーバーしてしまうので除外対象になりました。

**このランキングは今回ブログを執筆するにあたって作ったもので、実際にこの通りの順番になったかは定かではありません。しかし、限りなく近いものであったと覚えています。

 

 

選択の時

比較した後は「選択」です。

 

最有力候補は2校

Washington and Jefferson College と SUNY Geneseo。

 

 

 

学費が最優先事項ではありますが、両親とも相談の結果、

Washinton & Jefferson Collgeに進学することを決めました。

 

 

決め手

最後に、Washington & Jefferson Collegeへ進学の決め手を述べておきたいと思います。

 

 

  1. SUNY Geneseoに比べると高いものの、家庭的に支払える学費(affordableである)

  2. 学生対先生の比率が低い
    手厚い教育が期待できる
    英語がまだまだ弱い私には必要だと思った

  3. 私立大学であること
    そもそもの学費が圧倒的に高いので、生徒のレベルが担保されていると考えた
    また、同じ理由で先生の質も担保されていると考えた

  4. 卒業後の進路が大学卒業前に決まっている人の多さ
    大学卒業後でも就職先や大学院合格できない人は多く、この点は評価できる
    大学側のサポートやこの大学で勉強してきた卒業生が
    ランキングで負ける他大学と比べても劣らず評価されているのだと理解

  5. SUNY GeneseoはTOEFLをまだ受ける必要があった (Unconditional offer)

  6. 奨学金の額が高い + $5,000上げてくれた
    私の可能性を評価してくれたのだと理解した

  7. 日本人の教授が在籍していること
    何か困ったら"日本語で"助けを求められる環境がある

 

最後の日本人の教授が在籍しているというのは、最後の最後に背中を押してくれた要因だと思います。

 

実際に在学中にとてもお世話になりましたし、(少し大袈裟ですが)私の人生を変えて下さった方と巡り会えてとても感謝しています。

 

 

 

そんなこんなで、米国4年制大学への進路が決まりました!

 

 

これが6月14日あたりだったみたいです...!

よく9月入学できたな〜としみじみ思ってしまいます笑

 

 

 

今回も長々とお付き合い頂きました皆様、誠にありがとうございました!

 

今日も皆さんにとって良い1日でありますように :)

 

 

Kate